今日は一昨日のレポートを作るつもりでいたら、『行きたいんなら行って良いよ』と言うではないか。妻の気が変わらないうちに急いで出発。急いで出たので朝ごはん食べてない。コンビニでランチのおにぎりと、朝食用のあんパンを買い、あんパンをコーヒーで流し込みながら皿ヶ嶺に向かう。急に出てきたので特に目的はない。とりあえず風穴の駐車場に車を停めて山頂に行ってみよう。

特に目的はないと書いてしまったが、小さい目的は有った。これまでキッコウハグマを写すときは暗くてLEDライトを使ったが、今日は朝日の当たるキッコウハグマを写そうと思っていたのだ。都合よく朝日の当たっているキッコウハグマを見つけた。
お手軽コンデジでも写しておこう
さて、いよいよ出発


デジカメ時計=10時2分
ウドの実
タカネハンショウヅル 

一昨日はセンニンソウ、ボタンヅル、シコクハンショウヅル、トリガタハンショウヅルと、皿ヶ嶺で見ることのできるセンニンソウ属5種のうち4種を見ていた。帰宅後タカネハンショウヅルを見ていたら5種類コンプリートだったのにと思っていたのだ。だから今日残りのタカネハンショウヅルを見ることも今日の小さな目的だった。一昨日と今日の2日でセンニンソウ属5種類コンプリート。

あっ、もう一つ小さな目的があった。一昨日オオクマヤナギを見たが、あれを見たなら風穴の駐車場近くのクマヤナギも気になる。そのクマヤナギはもう枯れてしまったように見えたので、最近は見に行ってないが、もしかしたら復活しているかも知れないのでクマヤナギの有った場所に行ってみる。

クマヤナギが生きていたころはサンショウに絡みついていたので、まずはそのサンショウを探す。
このツル性植物がクマヤナギの名残り
そこから緑の葉が見えたので、おっ、クマヤナギ復活か!と思ったが違う。結局このサンショウの周囲をぐるっと一周したがクマヤナギの葉は見つけることが出来ない。やはり枯れたままのようだ。でもここで花が咲き実をつけているところを見ているので、その種が周囲に散らばっていれば、またここに生えてくることを期待しよう。
ニシノヤマタイミンガサ
ニシノヤマタイミンガサの綿毛
そして駐車場に戻ってきた。クマヤナギポイントはこの駐車場から近いのである。

しかしクマヤナギポイント周辺はナガバモミジイチゴの藪になっており、トゲに刺されながら歩くことになるので、距離は近いが結構苦労する。
駐車場付近から見る山腹の様子


ほとんどの木が葉を落としているように見える
ヒマラヤの青いケシ 
イワネコノメソウ
オカタツナミソウが咲いている。この前も書いたが風穴周辺は環境の特異ポイントなので、季節の変化に鈍感になるんだろう。
コチャルメルソウ
手すりの向こうに有る定点観測木のタマアジサイ 
モミジウリノキの葉は黄葉しているが、葉柄は緑色のまま
レイジンソウの実だが、もっとクローズアップで写さないと何が何やらワカラン
バイケイソウの実
真ん中はニワトコの冬芽 
シコクブシの実
サワグルミの実がいっぱいぶら下がっている 
カツラ
モミジガサの綿毛 
葉が1枚だからオモゴテンナンショウ 
ヤマルリソウ 
ツリバナ 
コマユミ 
メギ 


このメギは10月22日のレポートで、輪生、束生を書いたメギですね。だからこの後は10月22日と同じルートを歩いています。
オシャグジデンダ 
チドリノキの冬芽にピントピッタリなら自慢げにトリミングするんだが(-_-;) ま、この写真でも雰囲気は分かるから良いか。
ヤブデマリ 
ミヤマハハソ 
天気も良くて明るい気持ちのいい登山道
左の茶色いのはブナですが、右の黄色がよくワカラン。イヌシデかな?
アクシバの実 
これは何カエデやったかな? 家に帰って調べよう。
調べやすくするためにトリミングしてみた


カエデ科の写真と見比べてカジカエデに決定


    続く





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