スズサイコと言う初めて聞く名前の花が咲くとの情報で8月8日と12日の2回見に行ったが、咲いている花は無く、閉じた状態を見て帰った。12日にスズサイコの現場で出会ったNさんは、その日の朝5時半に写したと言う写メール(もう死語?)情報でスズサイコを見に来ていた。そしてスズサイコを解説しているサイトを見ると、花は夜に咲き、日が当たると閉じると言う。どうしても見たければ夜明け前後に見に行かなければならない。

そして3連休の中日の16日は東温市の一斉美化清掃日で朝から清掃作業に参加しないといけない。花は見たいし清掃作業にも出ないといけない。そこで妻に清掃作業に出てもらい、清掃作業の終る9時頃にはいったん帰宅して、汗まみれの妻を松山市内の温泉施設に送って行き、その足でもう一度皿ヶ嶺に行きたいんだと言うと、OKが出た。

朝目が覚めて時計を見ると5時半を過ぎている。あわてて準備をして家を飛び出る。そしてコンビニで朝食用のアンパンと○○美茶の小ボトルだけ買って皿ヶ嶺に向かう。アンパンを食べながら走っていると「あれっ? 何か忘れてない? あっ、登山靴乗せてない!」 12日のレポートに書いたが、竜神平のヒメナミキを写す時は登山靴がズブズブと沈み込むような状態で撮影していたのだ。それで防水機能の劣化した登山靴に水が浸み込んでいたので、それを乾かすために家の南側に登山靴を置いたままだったのだ。いつもは玄関に登山靴を置いているので忘れることは無いのだが、今日はいつもの場所に登山靴が無かったので忘れてしまった。あわてて登山靴を取りに戻る。そして鉄塔横の路肩に車を停める。

出発時のメモ写真


デジカメ時計=6時28分


登山靴を忘れてなかったら6時には出発出来たと思うんだが(-_-;)
一刻も早くスズサイコポイントに行きたいので、途中で写真を撮るつもりは無かったんだが、これを見てつい写してしまった。

アキノタムラソウの白花? ただ色が薄いだけ?

観察会では花の色に変異が有るのは当たり前と蛸に耳が出来るほど言われているので、こんなもの見て喜んで写すのは初心者の証拠である。
スズサイコポイントに来たが、花弁は開いてない。

時間の問題ではなく、もう花の時期ではないのだろうか?
でも12日の朝5時半には咲いていたそうなんだが。
目的のスズサイコは見られず、近くのネタを写そう


コケオトギリの花は終っていた
ミソハギ 
ネムノキ 


細い糸のようなものがオシベだとは分かったんだが、メシベはどこ? メシベは目の前で見ないと分からないのかも。
カワラナデシコが咲いている
センニンソウは花が咲いたら図鑑に入れようと思っている
アキカラマツの蕾 
12日にここで見たシダがタチシノブと分かったが、タチシノブは胞子葉と栄養葉が有り、12日に写したのは胞子葉だけで栄養葉は写してなかったので今日は両方を写そう。
胞子葉と栄養葉を1本ずつ犠牲になってもらい座布団に乗せて写す。

上が胞子葉の表側、下が栄養葉の表側
胞子嚢を写そうとして胞子葉を裏返したが、葉が若いためか胞子嚢が見えない。これでは犠牲になってもらったのに意味がないな。そのまま道端ポイ(-_-;)


レポート作成時に気がついた。これはもしかしたら両方とも栄養葉ではなかったのか(-_-;) 胞子嚢が無いのは当然だわとレポート作成時に気がついたのである。
何本も犠牲にするわけにも行かないので、今度は切らずにそのまま写そう。これは胞子葉。


上の写真とは明らかに葉の形が違うが、これはレポート作成時に写真を見比べて気付くこと。現場では座布団に乗せたのは胞子葉と栄養葉だと固く信じていたのである(-_-;)
今度は胞子嚢が有る
上の写真のトリミング


左手でシダを持ち、右手だけでデジカメを持ってシャッターを切ったのでぶれているが、胞子嚢の雰囲気は分かる
ホシダ 
カラスビシャク 
ツタの花と言って良いの? 
イヌホオズキの花が咲き始めた 
ノブドウの実
定点観測対象になったハダカホオズキ 
このまま家に帰ったら、まだ清掃作業中のご近所さんの横を通ることになりそうなので、もう少しこの辺りをブラブラしよう
ツリバナの実 
ツリバナの実の陰で交尾中の虫。12日はノブドウで交尾中のカナブンを見つけた。今後は私のことを交尾ハンターと呼んでください(-_-;)
ミズヒキ 
ムラサキニガナの蕾? 終った後?
ヤマグワ 
カラスビシャクを初めて見たのはこの道端だった。脇見運転の車に跳ね飛ばされそうな場所で写したのである。しかしその翌年、ここにカラスビシャクが出ることは無かった。きれいに刈られたからである。
今年はカラスビシャクの若い葉が出ている


横のゴミがここが道端であることを象徴している
ヤブジラミ

12日のレポートにも書いたが、これとよく似たオヤブジラミとヤブジラミが混同してヤブジラミのページになっているのに気付いたので、時間が有る時にオヤブジラミを分けたらそれで図鑑の新ネタ追加である。
ハルジョオンかヒメジョオン
ハルジョオンとヒメジョオンの見分け方を書いているサイトを見ると、茎の断面を見れば一発で分かると書いてある。早速茎を切ってみた。そのサイトによれば茎の中身が空洞ならハルジョオンで、詰まっていればヒメジョオンと言うことで、これはヒメジョオンだ。

そのサイトによれば葉の着き方も違うと書かれているが、今回は葉の着き方が分かるような写真を撮ってないので次回の宿題にしよう。
目の前で写せるサネカズラの蕾が有った
アオツヅラフジの雌花
イヌガラシ 
ゴンズイ 
ヤブランの蕾 
車を停めた場所に戻りメモ写真を撮っていると、私と気付いた車がクラクションを鳴らして走って行った。きっと「おいわさん、今日は鉄塔から上がるの? 頑張って〜〜〜」という気持ちで鳴らしたんだと思うが違います。

前半の部が終って、家に帰るところです(-_-;)


デジカメ時計=9時1分


    続く





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