皿ヶ嶺の植物図鑑 イヌホオズキ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 ナス科
学名 Solanum nigrum

日本全土の道端や荒れ地に生える、草丈30〜50cmの1年草。茎は直立し、よく分枝して横に広がる。茎には短く曲がった毛がまばらに生えている。全草にアルカロイド系の有毒物質を含んでいる。
葉は互生し、基部には1〜4cmの翼を持つ葉柄がある。葉身は長さ5〜10cmの広卵形で、先端はわずかに突出する。葉質はやや厚く、両面に短い毛を有する。縁は滑らかだが波形の鋸歯がある。
花期は8〜10月。茎の途中から花柄を出し、その先端に散房状に径1cm弱の花を4〜8個つける。花の色には薄紫のものもあるが、ふつうは、白い花冠が深く5裂して反り返り、黄色い雄蕊を突き出している。
萼は杯状で浅く5裂する。
花が終わると柄は下を向き、光沢がない黒い球形の液果をつける。
名前の由来:「イヌ」は、役に立たないの意味と、「似て非なるもの」の「非(イナ)」からの説がある。ホオズキの由来はホオズキの実を火(ほ)とみなし、火付き(ほづき)が訛ったという。
別名:バカナスは、花がナスに似るも、役に立たないことから。

8月
 
2016年8月上旬撮影   2016年8月上旬撮影
 
2019年8月上旬撮影   2019年8月上旬撮影
 
2019年8月中旬撮影   2019年8月中旬撮影
9月
 
2016年9月上旬撮影   2023年9月上旬撮影
 
右上写真のトリミング   2023年9月上旬撮影
 
2020年9月中旬撮影   2020年9月中旬撮影
 
2012年9月下旬撮影   2012年9月下旬撮影
 
2019年9月下旬撮影   2020年9月下旬撮影
10月
 
2020年10月上旬撮影   2020年10月上旬撮影
 
2019年10月下旬撮影   2019年10月下旬撮影
 
2019年10月下旬撮影   2019年10月下旬撮影
11月
 
2019年11月上旬撮影   2019年11月上旬撮影
 
2020年11月上旬撮影  
 
2018年11月中旬撮影   2018年11月中旬撮影
 
2019年11月中旬撮影  
 
2016年11月下旬撮影   2016年11月下旬撮影
12月
 
2018年12月上旬撮影   2018年12月上旬撮影
 
2020年12月下旬撮影  
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