皿ヶ嶺の植物図鑑 ツルニガクサ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 シソ科
学名 Teucrium viscidum var. miquelianum

日本全土の山地の木陰に生え、草丈20〜40cmになる多年草。地下に細長い走出枝を出すが蔓性ではない。葉は対生し、長さ1〜2cmの葉柄があり、長楕円形で長さ5〜10cm、全面に腺毛がある。縁には不揃いな鋸歯があり、葉脈は強く凹んでいる。
花期は7〜9月。花序は長さ3〜5cm、沢山の淡紅色の唇形花を一方向に偏ってつけるのが特徴。花冠は長さ8〜10mm。下唇は長く突き出るが上唇はごく小さい。雌しべは4個の雄しべとほぼ同長、ともに上側に突き出る。萼は全面に腺毛が密生し、5裂する。
 果実は4分果、分果は長さ1.1〜1.7o、網目模様がある。
名前の由来:葉も茎も苦くはないので、「苦い草」の由来は不明。地下に走出枝を出すことから「つる(蔓)」なのだろうが、「ニガクサ」も走出枝を出すので、「つる」と区別する理由も明確ではない。

6月
 
2021年6月中旬撮影  
7月
 
2016年7月上旬撮影   左の写真のトリミング
 
2020年7月上旬撮影   2020年7月上旬撮影
 
2013年7月中旬撮影   2013年7月中旬撮影
 
2013年7月中旬撮影  
 
2016年7月下旬撮影   2017年7月下旬撮影
 

2018年7月下旬撮影   2019年7月下旬撮影
 
2021年7月下旬撮影   2021年7月下旬撮影
 
2022年7月下旬撮影  
8月
 
2014年8月上旬撮影   2014年8月上旬撮影
 
2015年8月上旬撮影   2017年8月上旬撮影
 
2018年8月上旬撮影  
 
2014年8月中旬撮影   左の写真トリミング 腺毛が有る
 
2017年8月中旬撮影   2017年8月中旬撮影
 
2019年8月下旬撮影   2020年8月下旬撮影
9月
 
2014年9月中旬撮影   2014年9月中旬撮影
 
2019年9月下旬撮影   2019年9月下旬撮影
12月
 
2020年12月上旬撮影   2020年12月上旬撮影
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