皿ヶ嶺の植物図鑑 トダシバ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 イネ科
学名 Arundinella hirta

日本全土の山地にいたる日当たりのよい草地に群生する、草丈1m程の多年草。長い匍匐茎は鱗片に包まれ、地上茎には少数の節がある。
葉は互生。長さ20〜40cmの線形で、やや内側に巻く。葉面に寝た毛、葉鞘には上向きの毛がある。
花期は8〜9月。茎の先端に上向きに円錐花序を出し、小穂を多数つける。花序の枝は同じ長さでなく、基部に毛がある。
小穂は外見的にはさほど変わらない二つの紫褐色の小花を含み、花序全体が紫色を帯びて見える。下のものが雄性なので、種子を作るのは上にある小花のみである。
名前の由来:武蔵の国(埼玉県)の戸田原辺に多産したことからと言われる。別名:バレンシバは、花穂の形が馬簾(町火消が用いた纏の周囲に垂れ下がる細長い革など)に似ているところから。

8月
 
2018年8月上旬撮影   左の写真のトリミング
 
2020年8月上旬撮影  
 
2015年8月中旬撮影   左の写真のトリミング
 
2018年8月下旬撮影   左の写真のトリミング
 
2020年8月下旬撮影  
9月
 
2017年9月上旬撮影   2017年9月上旬撮影
 
2019年9月上旬撮影  
 
2014年9月中旬撮影   2014年9月中旬撮影
 
2017年9月中旬撮影   左の写真のトリミング
 
2017年9月中旬撮影   2017年9月中旬撮影
 
2020年9月中旬撮影   左の写真のトリミング
 
2014年9月下旬撮影   2019年9月下旬撮影
10月
 
2017年10月上旬撮影   左の写真のトリミング
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