皿ヶ嶺の植物図鑑 ミヤマノキシノブ シダ科名リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 ウラボシ科 
学名 Lepisorus ussuriensis var. distans

日本全土の山地の樹幹や岩上などに着生する常緑性シダ。
根茎はやや細く、径1〜1.5mmの茎は短くて横に這い、三角状卵形の長さ約0.5mmの鱗片を密生する。鱗片は暗褐色で古くなるとなくなる。
葉は茎から出る細長い単葉で先端は細く尖る。基部も次第に細くなり、葉柄は長さ2〜5cmで黒っぽく、鱗片がある。葉は少し肉厚で乾燥すると、左右から裏側に向けて丸まる。全形はノキシノブに酷似しているが、本種の方が、根茎がやや細く、葉柄が長いことなどで区別できる。
ソーラスは円形で、葉身の葉裏にあり、葉身の先1/3〜1/2の部分の主脈の両側にそれぞれ一列に並ぶ。黄褐色で包膜はない。丸く盛り上がって、葉からこぼれそうになることもある。
名前の由来:高山性のノキシノブという意味。ノキシノブとは、しばしば屋根の軒端に生えることに由来している。

1月
 
2016年1月中旬撮影  
2月
 
2017年2月上旬撮影   2017年2月上旬撮影
 
2017年2月上旬撮影  
3月
 
2016年3月中旬撮影   2016年3月中旬撮影
 
2017年3月中旬撮影  
 
2018年3月下旬撮影  
4月
 
2015年4月中旬撮影  
 
2018年4月下旬撮影  
5月
 
2016年5月下旬撮影  
7月
 
2017年7月上旬撮影  
 
2016年7月中旬撮影   2016年7月中旬撮影
 
2017年7月中旬撮影  
 
2017年7月下旬撮影   2017年7月下旬撮影
9月
 
2013年9月中旬撮影   左の写真のトリミング
10月
2014年10月中旬撮影 2014年10月中旬撮影
 
2014年10月中旬撮影   2014年10月中旬撮影
11月
2015年11月中旬撮影 2018年11月中旬撮影
12月
 
2017年12月上旬撮影  
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