本州〜九州の草地や川の土手、道ばたなどの日当たりがよく、やや乾いたところに群生する落葉小低木。高さ50〜90cm。茎や葉に伏毛がまばらにある。葉は奇数羽状複葉で互生。小葉は7〜13個あり長楕円形。6月頃から葉腋から円錐花序を形成し、長い間淡紅色の花を咲かせる。花は花序の下から咲き上がる。花は長さ4〜5mm。豆果はまっすぐな細い円筒形で、熟すと茶褐色になり、裂開して緑黄色の種子を3〜8個だす。花期は7〜9月。葉は夜には閉じる。 名前の由来:根や茎が、馬(駒)を繋いでおいても抜けないくらい丈夫なところから この名前がつけられた。さらに、馬はコマツナギが大好物で手綱を縛らないでも、いつまでも動かないで居てくれるという説もあるようである。 |