皿ヶ嶺の植物図鑑 コブナグサ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名  イネ科
学名 Arthraxon hispidus

日本全国の水田の畦道・小川の辺などに生える1年草。大きな群落を作ることがよくある。 
茎は長さ40〜70cmで細く、紫色を帯び節に毛がある。下部は地上をはい、節々から根を出し、上部は斜上して多数の葉をつける。
葉は長さ3〜6pで笹の葉に似ている。葉は両面無毛、縁に長毛があり、葉面が波打ち、基部はハート形に茎を抱く。葉鞘には開出毛が多い。
花期は8〜9月。茎の先端や葉腋から次々と花序を出す。花序は掌状に3〜6個の花軸に分かれ、淡緑色〜紫褐色で長さ3〜6cm。小穂は各花軸の節に1個ずつつき、長さ5〜6mm、普通細い芒が出ることが多い。
 果実(頴果)は長さ約3oの細い棒状、下半部が紫色を帯びる。
名前の由来:幅広い葉の形をフナに見立てたことから付けられたものらしい。

9月
 
2014年9月中旬撮影   2014年9月中旬撮影
 
2023年9月下旬撮影   2023年9月下旬撮影
10月
 
2017年10月上旬撮影   2017年10月上旬撮影
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