皿ヶ嶺の植物図鑑 オオハンゲ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 サトイモ科
学名 Pinellia tripartita

本州中部以西の山地の常緑樹林下など、やや湿ったところに自生する多年草。石灰岩地に多く出現する。地下には径約3cmの球形の根茎があり褐色の繊維に包まれ、上方にひげ根を輪生する。
根茎から30cm内外の葉柄を1〜2本出し、その先に大型の葉を1枚つける。葉は緑色で掌状に3深裂するが中央で合着した単葉。個々の葉片は長さ15cm内外で水平に開き、卵形で葉縁は波うち先端は尖る。
花期は6〜7月。根際から高さ20〜50cmの花茎を出し、肉穂状花序の緑色の仏炎包をつける。仏炎包葉は長さ6〜11cm、舷部卵形で先端は鈍く尖る。仏炎包の中の下部には雌花、中部から出て10〜25cmくらい伸びて鞭のように立つ中軸の基部には雄花を多数つける。
 果実は淡い緑色の卵形で外側に柔らかい層がある。
名前の由来:カラスビシャクの生薬名は、夏の半ばに花が咲くとした漢名のハンゲ(半夏)。 別名でもあり、これに良く似るが、花も葉もこれより大きいということから名付けられた。

5月
 
2018年5月中旬撮影   2018年5月中旬撮影
 
2015年5月下旬撮影   2015年5月下旬撮影
 
2015年5月下旬撮影   2016年5月下旬撮影
 
2016年5月下旬撮影   2016年5月下旬撮影
 
2020年5月下旬撮影   2020年5月下旬撮影
 
2021年5月下旬撮影   2021年5月下旬撮影
6月
 
2015年6月上旬撮影   2016年6月上旬撮影
 
2017年6月上旬撮影   2017年6月上旬撮影
 
2020年6月上旬撮影   2021年6月上旬撮影
 
2021年6月上旬撮影   2022年6月上旬撮影
 
2017年6月下旬撮影  
7月
 
2019年7月下旬撮影   左の写真のトリミング
 
2019年7月下旬撮影  
8月
 
2017年8月中旬撮影   左の写真のトリミング
 
2017年8月中旬撮影   2017年8月中旬撮影
 
2017年8月中旬撮影   2018年8月中旬撮影
 
2018年8月中旬撮影  
 
2017年8月下旬撮影   2017年8月下旬撮影
 
2020年8月下旬撮影   2020年8月下旬撮影
9月
 
2017年9月上旬撮影   2018年9月上旬撮影
 
2019年9月上旬撮影   2019年9月上旬撮影
草刈りの後に出てきた個体
 
2020年9月中旬撮影  
10月
 
2018年10月上旬撮影  
11月
 
2019年11月上旬撮影   2019年11月上旬撮影
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