皿ヶ嶺の植物図鑑 イヌコウジュ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 シソ科
学名 Mosla punctulata

日本全土の道端や山野などに自生する、草丈30〜50cmの1年草。茎葉を含めて、全体に細毛が多い。茎は断面が四角形で赤紫色を帯び、よく枝分かれする。
葉は対生し、葉身は長さ2〜4cmの狭卵形〜卵形。縁に6〜13対の浅い鋸歯がある。裏面には黄色の腺点が密生し、葉脈上に毛が見られる。表にもはっきりした腺点がある。
花期は9〜10月。枝先に総状花序を出し、紅紫色の小さな唇形花を多数つけるが、1度に多くが開花することはなく、1つの花序では数個程度。花冠は長さ3〜4mm。萼は長さ2〜3mmで、上唇裂片の先は鋭く尖り、下唇の先は2裂する。雄蕊4個のうち上唇側の2個のみ花粉があり、下唇側の2個には花粉がない。果実は4分果で灰褐色。
名前の由来:花の形が、昔 解熱・利尿等に使用されたナギナタコウジュに似ているが、役に立たないのでイヌコウジュとされた。
※ よく似たヒメジソは、葉が菱形、茎の稜に毛が少ないこと、鋸歯が6対以下である点などで区別できる。

9月
 
2014年9月上旬撮影   2014年9月上旬撮影
 
2016年9月上旬撮影   2016年9月上旬撮影
 
2021年9月上旬撮影   2021年9月上旬撮影
 
2014年9月中旬撮影   2014年9月中旬撮影
 
2014年9月中旬撮影   2015年9月中旬 
 
2015年9月中旬撮影   2016年9月中旬撮影
 
2017年9月中旬撮影   左の写真のトリミング
 
2019年9月中旬撮影   2020年9月中旬撮影
 
2014年9月下旬撮影   2014年9月下旬撮影
 
2017年9月下旬撮影   2017年9月下旬撮影
 
2018年9月下旬撮影   2018年9月下旬撮影
 
2019年9月下旬撮影   2019年9月下旬撮影
 
2020年9月下旬撮影  
10月
 
2016年10月上旬撮影   左の写真のトリミング
 
2018年10月上旬撮影   2018年10月上旬撮影
 
2019年10月上旬撮影   2020年10月上旬撮影
 
2014年10月中旬撮影   2014年10月中旬撮影
 
2016年10月中旬撮影   左の写真のトリミング
 
2015年10月下旬撮影   2019年10月下旬撮影
 
2019年10月下旬撮影  
11月
 
2017年11月上旬撮影  
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