皿ヶ嶺の植物図鑑 アオミズ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 イラクサ科
学名 Pilea pumila

北海道〜九州の山野の陰湿地などに生える草丈30〜50pの 1年草。茎は直立し水分が多く淡緑色だが、赤みを帯びることもある。
全体が緑色で、無毛で柔らかく、みずみずしい印象を与える。
 葉は対生し、長い柄をもつ長さ3〜10pの菱状卵形。基部はくさび形で先端は尾状に尖り、縁には荒い鋸歯がある。葉脈は皺状で3脈が目立つ。葉裏には、茶褐色の点が散在する。
花期は7〜10月。雌雄同株。花は茎の上部の葉腋から出る集散花序に多数集まってつき、赤く見えるのは雄花で、緑色が雌花。
類似種のミズ(ウワバミソウ)は、茎が褐色を帯び、葉柄が葉身より長く、鋸歯が葉先半分程度にしかない等の点で簡単に区別できる。
名前の由来:湿った場所に育ち、山菜のミズとよく似ていて、茎が瑞々しく、鮮やかな緑色をしているところから付けられた。

8月
 
2016年8月下旬撮影   2016年8月下旬撮影
 
2016年8月下旬撮影  
9月
 
2014年9月上旬撮影  
 
2019年9月中旬撮影   2019年9月中旬撮影
 
2014年9月下旬撮影   2014年9月下旬撮影
 
2014年9月下旬撮影   2019年9月下旬撮影
10月
 
2019年10月上旬撮影   左の写真のトリミング
 
2019年10月上旬撮影   左の写真のトリミング
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