皿ヶ嶺の植物図鑑 ヒメヤシャブシ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 カバノキ科
学名 Alnus pendula

北海道〜四国の丘陵〜山地に生える樹高3〜7mの落葉低木。
根に根粒菌を持ち、痩せ地や崩壊地に自生する先駆樹種である。
樹皮は黒褐色で滑らか。枝は暗灰褐色でよく分枝する。縦長の小さい皮目があり、若い時は毛が生える。葉は互生し、葉身は長さ5〜10cmの狭卵状披針形。側脈が20〜26対あり、表面で凹み、裏面に隆起する。
表面は無毛で、裏面の脈上に伏毛がある。
4月頃、枝先に雄花序が無柄で1〜3個垂れ下がる。雄花序のすぐ下の葉腋に柄がある雌花序が3〜6個総状について垂れ下がる。
果穂は房状で3〜5個の球果を付ける。種子には両側に狭い翼がある。
名前の由来:姫夜叉五倍子。姫は小形。不気味な感じの球果を夜叉に譬え、五倍子(ふし)は、ヌルデの虫こぶを言い、タンニンを多く含み黒色の染料とするが、本種の球果がタンニンを多く含むので、フシと同様であるとの意味。

2月
 
2022年2月上旬撮影   左の写真のトリミング
 
2016年2月中旬撮影   2024年2月中旬撮影
 
右上写真のトリミング   2024年2月中旬撮影
 
2022年2月下旬撮影   2022年2月下旬撮影
 
2023年2月下旬撮影  
3月
 
2016年3月中旬撮影 雄花のつぼみ  
 
2019年3月下旬撮影  
4月
 
2022年4月上旬撮影   2022年4月上旬撮影
 
2017年4月中旬撮影   2017年4月中旬撮影
 
2019年4月中旬撮影   2020年4月中旬撮影
 
右上写真のトリミング 雌花   2024年4月中旬撮影
 
右上写真のトリミング  
5月
 
2022年5月上旬撮影   2022年5月上旬撮影
 
2023年5月上旬撮影  
 
2020年5月下旬撮影   左の写真のトリミング
 
2022年5月下旬撮影  
6月
2015年6月下旬撮影   2015年6月下旬撮影
7月
 
2022年7月上旬撮影   左の写真のトリミング
 
2022年7月上旬撮影  
 
2014年7月下旬撮影   2015年7月下旬撮影
8月
 
2015年8月上旬撮影  
9月
 
2019年9月下旬撮影   2019年9月下旬撮影
12月
 
2020年12月上旬撮影   2020年12月上旬撮影
 
2021年12月上旬撮影   2021年12月上旬撮影
 
2015年12月下旬撮影   2023年12月下旬撮影
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