観察会でも一緒に歩いたことのある s さんから、皿ヶ嶺のアドベンチャーコースを教えて欲しいとメールが入った。13日の日曜日に皿ヶ嶺に行くつもりだけど、普通のコースを歩くのでアドベンチャーコースには行きませんと返事をした。その後、我が家の事情で車が使えなさそうなので、sさんの車で送迎してくれるならアドベンチャーコースを案内しても良いですよとメールした。すると13日は女3人で裏寒風に行くので一緒に行きませんかと返事が来た。ウッ、ウラカンプウ〜! マンネリの皿ヶ嶺を打破する魔法の言葉だ。こんな魅力的な誘いには抗えない。

5時半に川内のローソンで待ち合わせと言うことで目覚まし時計をセットして寝る。ところが目が覚めたら5時をちょっと過ぎている。そんなアホな。家でのんびり食事をしている場合ではない。バタバタと準備をしてあわてて自宅を飛び出す。車の中で食べようとパンとコーヒー等を買い、コーヒーを飲みながらローソンの前で待っていたらsさんの車が目の前に停まった。助手席に乗り込む。後部座席には久しぶりにyuuminさんと初対面のmさん。sさんとyuuminさんは裏寒風は経験済み。mさんは裏寒風は初めてらしいが一般ルートの寒風山は経験ありとのこと。さらに車内の会話を聞いていると、3人とも北アルプスや中央アルプスにも遠征経験ありで、私よりも強者ぞろいだ。

yuuminさんが、以前一緒に歩いた時はドライフラワーガールズと書いてくれたけど、今回はどんな呼び方になるのかしらと言うので、いや、何も考えてなかったのでドライフラワーのままで、と返事をすると、mさんが枯れた花はイヤだ。せめてドライフルーツにしてと言うので、了解しました。ドライフルーツガールズにしましょう。と言うことで今日は『ドライフルーツガールズと行く裏寒風』のタイトルに決まりました(-_-;)

新寒風山トンネルを抜けて左折し曲がりくねった山道に入ると、MTBで上がっていく人を追い越していく。車内でちょっと自転車の話題になったので、恐る恐る「昔はMTBを担いで伊予富士の山頂に上がった」と言ってみたが、槍だ、北穂だと話が盛り上がっているときにMTBで伊予富士なんて鼻くそみたいなものだ(-_-;)

峠に到着し登山者用の駐車場に車を停めてまずはトイレ。

裏寒風の登山口はトンネルの向こう(愛媛県側)に有る。歩いてトンネルを抜ける。トンネル内は天井からの水漏れが激しく、首からぶら下げているデジカメに水がかからないように少し前屈みになって歩く。

数十年後には天井からの水漏れが原因でトンネルが崩壊するんじゃないのと心配になった


デジカメ時計=6時54分
トンネルを抜けて写したが露出がまずくて暗い写真になった


デジカメ時計=7時9分

山行会で裏寒風を上がったことは有るが、登山口はもっと向こうだった。今日はトンネルを抜けてすぐと言って良いようなところから上がっていくようだ。このコースの経験者が先に上がり、初心者の私は最後を歩く。

ヤマシャクヤクの実 


皿ヶ嶺の山行レポートだとヤマシャクヤクの文字をクリックすると、皿ヶ嶺の植物図鑑のヤマシャクヤクのページにリンクするようになっているのだが、ここは皿ヶ嶺ではないので植物図鑑にはリンクしない
何故かいつの間にか先頭を歩いて後続のドライフルーツガールズを写す


この写真からかなりの急勾配だと分かってくれるだろう
シコクママコナ
これは何キク?
イワギクの葉

花は9月らしい
チャボツメレンゲ
チャボツメレンゲの花をお手軽コンデジで大きく写す
チャボツメレンゲはこんな岩場に咲いている
これは何カラマツ? 花は終っている


寒風山で検索するとミヤマカラマツみたいだ
久しぶりに見る伊予富士
一休み中のドライフルーツガールズ
右上に小さな木札が写っている
上の写真のトリミング
シコクフウロ 
シコクブシの蕾
ソバナ


ちょっとルートを間違えて、いったん元の場所に引き返す途中で写した
早く渡る と書いてある


ザレ場なので、トロトロしていたら滑り落ちるぞという警告かな?
上の写真のトリミング


左上に赤テープが見えますね。一応赤テープは点々と有ったんですが分かりにくい。経験者が2人いたのでなんとか行けましたが、初めての人は裏寒風はやめといたほうが良いです。
テバコマンテマ 
センダイソウ
これは? 
上の写真のトリミング


寒風山で検索して出てくる花を見ていって、ミヤマトウヒレンかな?
あれはホソバシュロソウ?

ズーム最大で撮影。でもこの後、目の前で写せた。
上の写真のトリミング
タマガワホトトギス
sさんにはヤマトウバナと教えたが、写真チェックではイヌトウバナと思えた。と言ってもあくまでも私の自己満足の見分け方なんだが。
シコクフウロはあちこちに咲いている
ホソバシュロソウ
コウスユキソウ
テバコマンテマ 
コウスユキソウの小さなかたまり
ナンゴククガイソウが有った
ガスが出てきた。先ほどまでの踏み跡とテープが頼りのところでガスが出なくて良かった。あんなところでガスが出てきたら遭難するよ。
ちょっと座り込んで一休み
あの岩の左側を巻くように上がるらしい
ホツツジ
上の写真のトリミング 
タカネオトギリ
ガスが出て山の景色が見えない
ミヤマアキノキリンソウ 
これは? イシヅチボウフウではという声も聞こえたが、念のために寒風山の花で検索するとツルギハナウドと書いているサイトも有る。どこか特徴を見つけて写せば良かったんだが、皿ヶ嶺の植物図鑑に入れる訳じゃないので写真はこれ一枚。
山頂に向かう稜線上の岩場でお昼にしようと言うことになった。私の座ろうとしていた場所にイワキンバイ。咲いていたのはこれ一輪で、他はほとんど終っていた。
ここから寒風山の山頂が見える
今日のお昼はyuuminさん手作りのそうめん。美味しく頂きました。


デジカメ時計=12時2分

そうめん食べたら山頂に向かって出発。



    続く





inserted by FC2 system