皿ヶ嶺の植物図鑑 ヨツバムグラ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 アカネ科
学名 Galium trachyspermum

日本全土の日当たりのよい畑の脇や田の畔などに生える、草丈20〜40cmの多年草。茎は下部で分枝して直立し、断面は四角形で、無毛。
葉は長さ1.0〜1.5cm、基部側の幅が広い楕円形で、縁および下面に白い毛のある小形の葉を4片(正葉2、托葉2)輪生する。
花期は5〜6月。花序の枝は短く、花柄も1〜3mmと短く、花は直径1〜2mmで淡黄緑色、雄蕊4個。花冠の下に半球2個をつけた2室の子房が見える。子房の表面には白色の曲がった鱗状の突起がある。
果実は2分果、かぎ状の毛がる。
本種はヒメヨツバムグラに似ているが、本種の方が葉の幅がずっと広いことで区別できる。
名前の由来:ヤエムグラなどの仲間で、葉が4枚なのが名前の由来。ムグラ(葎)とは、密生して藪をつくる草のことで、荒地や湿地などに雑草として生え、茎に刺が生えているものが多い。

 5月
 
2017年5月下旬撮影   左の写真のトリミング
 
2017年5月下旬撮影   左の写真のトリミング
 
2017年5月下旬撮影   2022年5月下旬撮影
 
右上写真のトリミング  
6月
2017年6月中旬撮影 2017年6月中旬撮影
 
右上写真のトリミング  



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