皿ヶ嶺の植物図鑑 ヤマウツボ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 ハマウツボ科
学名 Lathraea japonica

本州の関東以西、四国、九州のやや湿り気のある落葉樹林内に生える多年草。根茎は枝分かれして地中を這い、ブナ科やカバノキ科の樹木の根に寄生して栄養をとりこむ寄生植物で、葉緑素をもたない。
花期は5〜7月。地上に10〜30 cmほどの太い花茎を直立し、穂のような総状花序をつけ、多数の白〜淡紅紫色の花を開く。花は短い柄をもち、基部に狭卵形で先の尖る小さな苞葉をもつ。花冠は筒状で長さ1.2cm、先は2裂して唇形になっている。2本ずつ長さの異なる4本の雄蕊がある。萼は鐘形で、先が4裂し白毛が密生する。
果実は倒卵形で2〜4個の種子を持つ。
名前の由来:山に生育し、花穂の形が戦国時代の武将が矢を入れた靫(うつぼ)に似ていることによる。

4月
 
2012年4月下旬撮影   2016年4月下旬撮影
 
2016年4月下旬撮影   左の写真のトリミング
 
2021年4月下旬撮影   2023年4月下旬撮影
5月
 
2012年5月上旬撮影   2013年5月上旬撮影
 
2015年5月上旬撮影   2020年5月上旬撮影
 
2020年5月上旬撮影   2020年5月上旬撮影
 
2020年5月上旬撮影   2021年5月上旬撮影
 
2022年5月上旬撮影  
 

上の写真のトリミング
2014年5月中旬撮影   2016年5月中旬撮影
 
2017年5月中旬撮影   2017年5月中旬撮影
 
2022年5月下旬撮影   左の写真のトリミング
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