皿ヶ嶺の植物図鑑 ヤマフジ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 マメ科
学名 Wisteria brachybotrys

近畿地方〜九州に分布し、低山の林縁や明るい樹林内にある高木に巻きついて樹冠に達する つる性の落葉木本。フジに似ているが、ツルの巻く方向が反対で、下から上に向かって時計回りに巻き上がること、花序は長く伸びずに、球形に近い形であることで区別できる。
葉は15〜25cmの奇数羽状複葉で互生する。小葉は5〜7対あり、長さ4〜7cmの卵状長楕円形で質は薄く全縁。托葉は早く落ちる。
花期は4〜5月。葉腋から長さ10〜20cmの総状花序を下垂して、紫色の蝶形の花を多数つける。花の紫色はフジに比べて色濃く、時に白色のものもある。
果実は長さ15〜20cmの豆果で表面に短毛が密生する。秋、熟して乾燥するとねじれて裂開し、径1.3cm程の黒紫色の種子を遠くに飛ばす。
名前の由来:昔、蔓から藤布を作った作業工程の「経(タテイト)を打つ」ことから「経(フ)打(ウ)ち」となり、それが変化したらしい。「山」は、フジと区別されるためで、山地以外にも自生する。
※ 樹に巻きついて締め殺すこともあり、林業では有害植物とされる。

1月
 
2018年1月上旬撮影  
 
2022年1月下旬撮影  
2月
 
2018年2月上旬撮影   2018年2月上旬撮影
 
2024年2月上旬撮影  
 
2024年2月中旬撮影  
 
2019年2月下旬撮影   2019年2月下旬撮影
 
右上写真のトリミング  
3月
 
2017年3月中旬撮影   左の写真のトリミング
4月
 
2022年4月上旬撮影  
 
2024年4月中旬撮影  
 
2014年4月下旬撮影   2022年4月下旬撮影
5月
 
2016年5月上旬撮影   2016年5月上旬撮影
 
2017年5月上旬撮影   2018年5月上旬撮影
 
2018年5月上旬撮影   2018年5月上旬撮影
 
2020年5月上旬撮影   2020年5月上旬撮影
 
2021年5月上旬撮影   2021年5月上旬撮影
 
右上写真のトリミング   2021年5月上旬撮影
 
2022年5月上旬撮影   2022年5月上旬撮影
 
2023年5月上旬撮影  右巻き   2023年5月上旬撮影
 
2015年5月中旬撮影   2015年5月中旬撮影
 
2016年5月中旬撮影   2017年5月中旬撮影
 
2017年5月中旬撮影   2020年5月中旬撮影
 
右上写真のトリミング   2020年5月中旬撮影
 
2022年5月中旬撮影  
 
2020年5月下旬撮影   2020年5月下旬撮影
 
2022年5月下旬撮影   左の写真のトリミング
6月
 
2022年6月中旬撮影  
 
2022年6月下旬撮影  
7月
 
2022年7月上旬撮影  
 
2014年7月中旬撮影  
8月
 
2018年8月上旬撮影  
9月
 
2019年9月下旬撮影  
11月
 
2019年11月上旬撮影  
 
2023年11月下旬撮影  
12月
 
2023年12月下旬撮影   2023年12月下旬撮影
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