皿ヶ嶺の植物図鑑 ツヤナシイノデ シダ科名リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 オシダ科 
学名 Polystichum ovato-paleaceum

関東以西〜九州の山地の林床に生える、草丈60〜100pの夏緑性のシダ類で冬には枯れてしまう。
葉柄は長さ20〜25p、下部では淡褐色の大きな長卵形の鱗片が密生し、葉柄中・上部の鱗片は長さ5〜8oで、上向きか斜め外向きにつく。
2回羽状複葉で葉身は長さ45〜60p。鮮緑色で、光沢がほとんどなく、葉質はやや厚めの草質。小羽片は卵状長楕円形で斜上し、縁には大きな切れ込みがあり、先端には細くて柔らかい棘がある。
ソーラスは小羽片の中肋の両側に1列ずつ並び、やや中肋寄りにつく。
名前の由来:葉柄や中軸が褐色の鱗片で覆われている様子が、イノシシの手に似ていることから。
(絶滅危惧種)

5月
2015年5月上旬撮影 2015年5月上旬撮影
 
2016年5月下旬撮影   2016年5月下旬撮影
 
2016年5月下旬撮影  
6月
2015年6月上旬撮影 2015年6月上旬撮影
7月
2014年7月上旬撮影
10月
 
2014年10月上旬撮影  



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