皿ヶ嶺の植物図鑑 ツルボ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 ユリ科
学名 Scilla scilloides

日本全土の日当たりのよい草地や畑のふち、落葉樹林下などに生える、草丈20〜40cmの多年草。球根は卵形で長さ2〜3cmほど。表面にある外皮は黒褐色で、基部には短縮した茎があって、多数の細い根が出る。
葉はふつう根出状に2枚出て、長さ15〜25cm、幅は4〜6mmの線形。質は厚く軟らかくて、上面は浅くくぼむ。なお、葉は春と夏の2回展開させるが、春の葉は夏には枯れる。
花期は8〜9月。葉の間から30cm程の花茎を伸ばし、先端に4〜7cmの総状花序をつけ、淡紫色の小花を密生する。花被片は6枚で長さ約4mm。先端は尖って平らに開く。雄蕊は6本、花糸は紫で先端が細まる。
果実は刮ハ。長さ約5mmの倒卵形で、縦に3つに裂ける。
名前の由来:漢字では「蔓穂」と書き、花序は「穂」であるが、花茎が巻き付くこともなく「蔓」の名の説明がつかない。由来は不明。
別名、サンダイガサ(参内傘)は、公卿が宮中に参内する際に、従者が差しかけた傘を折りたたんだ形に似ているかららしい。

8月
 
2020年8月下旬撮影   2021年8月下旬撮影
 
2021年8月下旬撮影  
9月
2014年9月上旬撮影 2018年9月上旬撮影
 
右上写真のトリミング   2022年9月上旬撮影
 
2022年9月上旬撮影   2023年9月上旬撮影
 
右上写真のトリミング   2023年9月上旬撮影
 
右上写真のトリミング  
2013年9月中旬撮影 2013年9月中旬撮影
 
2019年9月中旬撮影   2019年9月中旬撮影
 
2020年9月中旬撮影   2020年9月中旬撮影
 
2022年9月中旬撮影  
 
2019年9月下旬撮影   2020年9月下旬撮影
 
2023年9月下旬撮影   左の写真のトリミング
10月
 
2020年10月上旬撮影   2020年10月上旬撮影
 
右上写真のトリミング  
12月
 
2023年12月上旬撮影   2023年12月上旬撮影
 
右上写真のトリミング  
 
2023年12月中旬撮影   左の写真のトリミング
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