皿ヶ嶺の植物図鑑 テツカエデ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 カエデ科 
学名 Acer nipponicum

秋田・岩手県以南〜九州の山地に自生し、高さ15m程になる落葉高木。
葉は「カエデ」のなかでは最も大きく15cmくらいあり、対生する。
葉柄は10cmくらいあり、葉縁は浅く5裂する。裂片の先端は短く尖り、縁には細かく鋭い重鋸歯がある。基部から3〜5本の掌状脈がでる。葉の表面は無毛で葉脈は窪み、裏面は淡緑色で脈上に茶褐色の縮毛が生え、ときに裏面全面に短毛が密生する。
7〜8月、葉腋に淡黄色の10cm位の穂状円錐花序を下垂し400〜1000個の小花をつける、花弁、萼片は5個、雄しべは8個ある。
 果実は翼果で、2枚の翼はほぼ直角に開き、褐色の毛におおわれている。翼の長さは3cmくらいある。
名前の由来:「鉄楓」の意で、この材が黒っぽい色を呈するところから鉄 すなわち「くろがね」を連想したものである。

5月
 
2020年5月上旬撮影   2020年5月上旬撮影
 
2018年5月中旬撮影   左の写真のトリミング
 
2022年5月中旬撮影   2022年5月中旬撮影
 
2015年5月下旬撮影   2015年5月下旬撮影
10月
 
2015年10月中旬撮影  
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