皿ヶ嶺の植物図鑑 タニウツギ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 スイカズラ科
学名 Weigela hortensis

北海道西部から本州(主に日本海側)に生え、下部からよく分枝して株立ちになり、樹高5mほどになる落葉高木。
幹は灰褐色。 樹皮は縦に裂けて剥がれ落ちる。葉は対生し、長さ5
〜12pの卵状楕円形。先が尖り、縁には細かい鋸歯がある。葉の表は毛が散生するが、裏には全面に白毛が密生して、脈上には少ない。
花期は5〜6月。枝先や枝上部の葉腋に明るい紅色または桃紅色の長さ2.5〜3.5cmの漏斗形の花を2〜3個ずつつける。花冠の外側は内側より色が濃い。萼は有毛で基部まで5裂する。果実はさく果。10月頃熟すと上部が2裂して、周囲に翼のある種子を多数だす。
名前の由来:谷に生えるウツギ。ウツギについては、 茎を折ると中が空洞になっており、「空ろ木」が「ウツギ」に転訛した説。古くから木釘として使う材とされ、「打つ木」という説もある。
日本固有種

5月
2016年5月中旬撮影 2016年5月中旬撮影
6月
 
2016年6月上旬撮影  
 
2014年6月中旬撮影  



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