皿ヶ嶺の植物図鑑 タネツケバナ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 アブラナ科
学名 Cardamine flexuosa

日本全土の水田跡や道ばたにふつうに生える、草丈10〜30cmの越年草。茎の下方で多数枝を分岐して、茎の下部は紫色を帯びて短毛がある。
葉は互生し奇数羽状複葉。側小葉は普通4対以上をつけ、長楕円形で葉柄や葉縁などに毛がある。頂小葉は他に比べて少し大きい。
花期は3〜5月。花茎の茎頂に穂状花序をなし白色十字花の小花を多数つける。花弁は長さ3〜4mm。
果実は細長く、種子は両側に1列ずつ並び、熟すと種子を覆っていた皮が下側から瞬間的に捲れ上がり、種子を四方に飛ばす。
名前の由来:田植えの準備として、イネもみを水田の水につける頃に花が咲くのでつけられた。

3月
 
2017年3月下旬撮影  
5月
2014年5月下旬撮影 2014年5月下旬撮影



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