皿ヶ嶺の植物図鑑 スズタケ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 イネ科
学名 Sasamorpha borealis

大型ササの1種で、北海道〜九州の山地に分布するが、特に日本海側のブナ林に多い。樹林の裾に密生し、地中を這う地下茎から、粗毛のある緑紫色のタケノコを出して繁殖する。稈は直径5〜8oの淡紫褐色で、直立して上部で1節から2本に分岐し、2年目にはさらに上部で分岐して、枝先に2〜3枚の葉が近い位置で互生する。高さは2〜3mに達する。稈の節は膨れず、稈鞘の長さは節間より長く、表面に長毛がある。
葉柄は紫色を帯び,鞘となって枝を包み古くなると毛を失う。葉は長さ20〜30p、幅3〜5pの披針形で洋紙質。両面とも無毛で、裏面は灰白色。冬期には葉に白い隈どりが現れる。 
開花は60〜100年に1度とも言われ、花に出合うことは滅多にないが、開花結実すると地下茎でつながっている群落すべてが枯れてしまう。
長いアズキ色の穂につく花には花弁はなく、黄色い雄蕊が垂れ下がる。
名前の由来:スズは、ススキの様に叢生する意味といわれている。「タケ」は、ササとは思えぬほど背が高いことから呼ばれたらしい

2月
 
2022年2月中旬撮影  
 
2022年2月下旬撮影  
3月
 
2022年3月上旬撮影   2022年3月上旬撮影
 
2016年3月中旬撮影  
5月
 
2016年5月下旬撮影   左の写真のトリミング
 
2016年5月下旬撮影   2017年5月下旬撮影
 
2017年5月下旬撮影   左の写真のトリミング
 
2020年5月下旬撮影   2020年5月下旬撮影
6月
 
2017年6月上旬撮影  
7月
 
2016年7月上旬撮影   左の写真のトリミング
 
2017年7月下旬撮影   2017年7月下旬撮影
11月
 
2015年11月上旬撮影   2015年11月上旬撮影
 
2017年11月上旬撮影  
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