皿ヶ嶺の植物図鑑 スズメノヒエ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 イネ科
学名 Paspalum thunbergii

本州〜琉球列島の低地から低山地の、日当りのよい草原に叢生して株を作る、草丈50〜80cmの多年草。琉球列島では稀である。
茎は基部から立ち、細く平滑で無毛である。
葉の多くは茎の基部に対生し、葉身は平らで長さは10〜30cm、幅は5〜8mm。濃い緑色で,両面には長い軟毛が開出し、下方の葉鞘には特に荒い毛が多い。
花期は8〜9月。高く伸びた花茎の先端近くに、中軸に互生した3〜5本の枝穂を、間隔を置いて斜めにまっすぐ伸ばす。その枝穂軸はやや扁平で、長さ6〜8cmのその下面に黄緑色の小穂をやや密に2列につける。小穂は径約3mmのほぼ円形で、小花は2個。葯は黄色、柱頭は黒紫色。
名前の由来:人が食べる「ヒエ(稗)」に似ており、雀が食べるヒエに例えられたことからこの名が付けられた。

9月
2015年9月上旬撮影   左の写真のトリミング
 
2018年9月上旬撮影   2018年9月上旬撮影
 
2018年9月上旬撮影  
 
20014年9月中旬撮影   2017年9月中旬撮影
 
2017年9月中旬撮影  
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