皿ヶ嶺の植物図鑑 スギナ シダ科名リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 トクサ科
学名 Equisetum arvense

北半球の暖帯から寒帯にかけて広く分布する夏緑性の多年生シダ植物。春に地下茎から、胞子を放出するツクシという薄茶色の胞子茎を出す。「袴(はかま)」と呼ばれる茶色で輪状の葉が茎を取り巻いている。
胞子は発芽して、約2mmの雌雄別々の前葉体となり受精が行われる。
受精卵が育つと光合成を行う栄養茎となる。栄養茎は主軸の節ごとに関節のある緑色の棒状の葉を輪生させ光合成を行う。
球形の胞子には、弾糸という2本の紐が1ヵ所から伸びていて、湿ると胞子に巻き付き、乾燥すると伸びる動きによって胞子の散布に預かる。
名前の由来:草姿が杉の葉に似ていることから「杉菜」となったという説が一般的。「ツクシ」も、スギナに付いているということから「付く子」から転訛したという説や、地面から突き出るので「突く子」から転訛したなど諸説がある。

3月
 
2016年3月中旬撮影   2022年3月中旬撮影
 
2023年3月中旬撮影  
 
2018年3月下旬撮影   2019年3月下旬撮影
4月
 
2017年4月上旬撮影   2022年4月上旬撮影
 
2015年4月中旬撮影   2019年4月中旬撮影
 
2019年4月中旬撮影  
 
2011年4月下旬撮影   2017年4月下旬撮影
9月
 
2015年9月下旬撮影  
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