皿ヶ嶺の植物図鑑 ノキシノブ シダ科名リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 ウラボシ科
学名 Lepisorus thunbergianus

日本全土の樹幹や岩上などに着生する、12〜30pの常緑性のシダ植物。茎からは着生のための細かい根を多数出す。茎の表面には一面に鱗片があり、短く横に這って数枚〜数十枚の葉を立ち上げる。
一般のシダとは異なり、葉は細長い披針形の単葉で、先端は細まって少し尖る。葉はつやのない黄緑色で少し肉厚。
着生場所での吸水は降雨時だけなので、光合成をする期間も短い。長期間乾燥すると、左右から裏側に巻いて細くなる。
葉裏の上半分には、主脈の両側にそれぞれ一列に並ぶ丸く盛り上がった形のソーラスがある。ソーラスは5〜12対ほどあり、包膜はない。
名前の由来:家の軒下などに生え、シノブのように着生することから。「シノブ」は土が無くても堪え忍ぶという意味。

1月
 
2016年1月下旬撮影  
3月
 
2016年3月上旬撮影   2017年3月上旬撮影
 
2017年3月上旬撮影  
4月
 
2015年4月下旬撮影  
10月
 
2017年10月上旬撮影  
11月
 
2015年11月下旬撮影  
12月
 
2015年12月下旬撮影   2015年12月下旬撮影



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