皿ヶ嶺の植物図鑑 ネジバナ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 ラン科 
学名 Spiranthes sinensis var. amoena

ラン科では珍しく、日本全土の日当たりのよい草地や芝生などに自生する、草丈20〜40cmの多年草。根は白く、紡錘状に肥厚する。
葉は根出状に数枚つける。柔らかく厚みがあり、長さ5〜20cmのやや幅の広い線形である。茎には1〜3個の鱗片状の葉がつく。
群生状態で自生していることが多い。
花期は5〜8月。花序は上部の長さ5〜15cmで、長さ4〜6mmの小さな花を螺旋状につける。花茎に沿って上に伸びる子房は緑色で、花は真横に向かって咲く。螺旋の方向は遺伝子で支配されているのではなく、左巻き、右巻き、また途中で巻き方の変わるものもある。花色はふつう側花弁が桃色、唇弁が白だが、色の濃いものから薄いものまで変化が多い。
花の後にできる果実はさく果である。
名前の由来:花が花茎の周りに螺旋状に並んで咲くことから。別名のモジズリは、東北地方の信夫郡で作られていた織物「信夫捩摺り」のよじれた模様と花のつき方が似ているかららしい。

6月
 
2021年6月下旬撮影   2021年6月下旬撮影
7月
 
2022年7月中旬撮影   左の写真のトリミング
 
2022年7月中旬撮影  
 
2013年7月下旬撮影   2013年7月下旬撮影
 
2017年7月下旬撮影   2017年7月下旬撮影
 
2019年7月下旬撮影  
8月
 
2015年8月上旬撮影   2015年8月上旬撮影
 
2019年8月上旬撮影   2020年8月上旬撮影
 
2016年8月中旬撮影   2016年8月中旬撮影
 
2016年8月中旬撮影  
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