皿ヶ嶺の植物図鑑 ナンバンハコベ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 ナデシコ科
学名 Cucubalus baccifer var. japonicus

全国の低山の林縁などに生え、茎はつる状に細長く横に伸び、近くのものに寄りかかるようにして、1.5m以上にも生長する多年草。茎はよく分枝し、緑色で細毛が生え、節がある。
葉は対生。葉身は長さ2〜5cmの卵状楕円形で質は薄く、縁と裏面に毛があり、全縁。先端は鋭く尖り、基部は急に狭まって葉柄となる。
花期は7〜10月。枝の先に1個の花を横〜下向きにつける。5枚ある白色の花弁は離れてつき、長さ約15mmで、爪部(基部の細い部分)があり、舷部(幅広の部分)の途中で反り返り、先が2裂する。雄蕊は10本、花柱は3本ある。萼は長さ約1cmの筒状で、開花すると5中裂する。裂片は長卵形で、果期には萼は平開する。
果実は径6〜8mmの球形の刮ハ。中に多数の腎形の種子が入っている。
名前の由来:花の形が何となく異国風であることから南蛮、葉がハコベに似ているところから名付けられた。別名のツルセンノウは、同属のセンノウに似ているが、つる性であることから。

9月
 
2019年9月上旬撮影   2019年9月上旬撮影
 
2019年9月上旬撮影  
 
2017年9月中旬撮影   2017年9月中旬撮影
 
2017年9月中旬撮影   左の写真のトリミング
 
2017年9月下旬撮影   2017年9月下旬撮影
 
2018年9月下旬撮影   2018年9月下旬撮影
 
2019年9月下旬撮影  
10月
2016年10月上旬撮影 2016年10月上旬撮影
2016年10月上旬撮影 2016年10月上旬撮影
 
2016年10月上旬撮影   2020年10月上旬撮影
 
2016年10月中旬撮影   左の写真のトリミング
 
2016年10月中旬撮影   2018年10月中旬撮影
 
2016年10月下旬撮影   2016年10月下旬撮影
 
2017年10月下旬撮影   2017年10月下旬撮影
11月
 
2016年11月中旬撮影  
page top



inserted by FC2 system