皿ヶ嶺の植物図鑑 ナガハグサ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 イネ科
学名 Poa pratensis

日当たりの良い草地などに生える1m近くにもなる多年草。明治の初めに牧草として持ち込まれたもので、現在は帰化植物としてどこででも見ることができる。
根際から生える葉は細長く30cmくらいで幅3mm、茎よりも短いことが多い。深緑色で縁はざらつき、上面に多少の光沢がある。
初夏に出す花穂は、長さ8〜15cmの円錐状で、まばらな枝に数個ずつ小穂をつけ、花穂の枝がざらつくのが特徴。小穂は約5mmの卵形で緑色、葯は淡青紫色である。穂は茎先に輪生するように枝が出て、その先に花がつく。花の後にできる実はえい果である。
名前の由来:「根生葉が細長いこと」「この名の植物がなかったこと」から、ただ安易に付けられたとしか思えない名前である。

ナガハグサとして掲載していた写真は全てミゾイチゴだったとの指摘で写真をミゾイチゴツナギに移動
(2018.6.12)

ナガハグサの写真が入手出来次第アップします



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