皿ヶ嶺の植物図鑑 ムラサキケマン 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 ケシ科 
学名 Corydalis incisa

日本全土の山裾や藪に生える、草丈20〜50cm多年草。全体が柔らかく、茎の断面は五角形で、切り口からやや悪臭がある黄色の乳液を出す。
葉は根元と茎につき、茎につく葉は互生。葉は長さ3〜9cmで、2〜3回羽状に細裂し、裂片はさらに細かく切れ込む。柔らかくて瑞々しいが、プロトピリンなどのアルカロイドを含み、有毒植物。
花期は4〜6月。茎頂に総状花序を出し、薄紫色〜紅紫色の筒状で、先が唇形をした長さ12〜18mmの花を多数つける。花の先端の色が濃い。
花弁は4個あり、外側の2個のうち、上の花弁は後方が袋状になって突き出る。内側の2個の花弁は先端が合着している。
果実は長さ12〜18mmの線状長楕円形のさく果で、種子が1列に入る。
名前の由来:紫色の花がたくさん垂れ下がった様子を、仏具の華蔓(寺院で欄間などに吊り下げる装飾具)に見立てたもの。

3月
 
2019年3月下旬撮影   2019年3月下旬撮影
 
2023年3月下旬撮影  
4月
 
2019年4月上旬撮影   2021年4月上旬撮影
 
2024年4月上旬撮影  
 
2016年4月中旬撮影   2016年4月中旬撮影
 
2020年4月中旬撮影   左の写真のトリミング
 
2020年4月中旬撮影   2022年4月中旬撮影
 
2015年4月下旬撮影   2015年4月下旬撮影
 
2016年4月下旬撮影   2016年4月下旬撮影
 
2020年4月下旬撮影  
5月
 
2013年5月上旬撮影   2013年5月上旬撮影
 
2014年5月上旬撮影   2017年5月上旬撮影
 
2020年5月上旬撮影   2022年5月上旬撮影
 
2023年5月上旬撮影  
 
2015年5月中旬撮影   2018年5月中旬撮影
 
2018年5月中旬撮影  
 
2017年5月下旬撮影   2017年5月下旬撮影
 
2020年5月下旬撮影  
9月
 
2019年9月下旬撮影  
10月
 
2019年10月下旬撮影  
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