皿ヶ嶺の植物図鑑 ムラサキエノコロ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 イネ科
学名 Setaria viridis f. misera

全国の日当たりのよい河原、原野、砂地などに生える、草丈40〜80cmの1年草。茎は滑らかで細長く、基部で分枝して茎節で曲がり、上部は直立する。
葉は互生し、長さ10cm〜18cm、幅0.5cm〜1.8cmの線形または線状長披針形で、紫色を帯びることが多く、縁に細かい鋸歯がある。茎を巻く葉の基部に毛が1列に並んでいる。
8〜9月、茎の頂に3〜6cmの円柱状の花序を出し、小穂を密につける。小穂は1花からなり、小穂の芒が紫褐色を帯びる。
穎果(えいか)は小さく、楕円形である。
名前の由来:茎、葉、花など、全てがエノコログサと非常によく似ており、芒が紫褐色を帯び、花序全体が紫色に見えることによる。

9月
 
2020年9月中旬撮影   左の写真のトリミング
10月
2017年10月上旬撮影 左の写真のトリミング
2017年10月上旬撮影
 
2019年10月下旬撮影   2019年10月下旬撮影
 
2019年10月下旬撮影   左の写真のトリミング
11月
 
2019年11月上旬撮影   2020年11月上旬撮影
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