皿ヶ嶺の植物図鑑 ミヤマハコベ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名  ナデシコ科
学名 Stellaria sessiliflora

日本全土の山地の 谷沿いや湿地などに生える、草丈20〜30cmの多年草。茎は斜上するが、後に地面を這い、茎には1〜2列に毛が生える。
葉は対生し、長さ1〜3.5cmの広卵形で先は尖り、基部はやや心形。表面は無毛、裏面の葉脈上に微毛がある。下部の葉には葉柄があり、基部と葉柄に長い軟毛がある。
花期は5〜7月。上部葉腋から有毛の花茎を出し白花を開く。花径1〜1.5cmは、普通に見られるハコベの仲間の大きさの約2倍である。花弁5個はそれぞれ2つに深く切れ込み、10弁花の様に見える。
 雌蕊の花柱は3個。萼は5個で、鋭頭で花弁より短く、外側に長い白毛がある。種子は腎円形で、径1〜1.2mm、表面に点状突起がある。
名前の由来:ミヤマは深山。ハクは「白い布きれ」、ベラは古い言葉で「群がる」を意味し、小さな葉が群がる様子から「ハクベラ」となったという説。ベラは花弁の「ビラ」から との説もある。
日本固有種

4月
 
2016年4月中旬撮影   2016年4月中旬撮影
 
2019年4月中旬撮影   2023年4月中旬撮影
 
2015年4月下旬撮影   2015年4月下旬撮影
 
2016年4月下旬撮影   左の写真のトリミング
 
2017年4月下旬撮影   2018年4月下旬撮影
 
2020年4月下旬撮影  
5月
 
2015年5月上旬撮影   2017年5月上旬撮影
 
2017年5月上旬撮影   2017年5月上旬撮影
 
2018年5月上旬撮影   2020年5月上旬撮影
 
2020年5月上旬撮影   2022年5月上旬撮影
 
2012年5月中旬撮影   2013年5月中旬撮影
 
2017年5月中旬撮影   2022年5月中旬撮影
 
2020年5月下旬撮影  
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