皿ヶ嶺の植物図鑑 コミヤマスミレ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 スミレ科
学名 Viola maximowicziana

関東以西の本州、四国、九州のやや湿った谷間で、渓流のそばの平坦地など、コケ混じりに小さな群落を形成することが多い。日本のスミレ類ではもっとも日陰に生えるものの一つ。ごく小柄な植物で、葉はほとんど地表に接し、背丈はせいぜい数cmにすぎない。地下茎は短くて立ち、数枚の葉を根出状につけ、匍匐茎はない。葉は深緑色だが、時に紫色が乗って黒っぽくなる。また葉脈に沿ってあらい網目のような白い斑が入ることも多い。へりには丸みのある鈍鋸歯が並ぶ。
花は白から薄紫、やや小型。花茎は5〜10cmで、葉より高く伸び上がる。萼が反り返っており、これは他のスミレ類にはあまり見られない特徴である。花期は5月頃で、それ以降は盛んに閉鎖花をつける。
名前の由来:小深山スミレの意味である。

5月
 
2022年5月上旬撮影   左の写真のトリミング
 
2016年5月中旬撮影   2016年5月中旬撮影
 
2017年5月中旬撮影   2018年5月中旬撮影
 
2022年5月中旬撮影   2022年5月中旬撮影
 
2014年5月下旬撮影    2014年5月下旬撮影
 
2015年5月下旬撮影   2015年5月下旬撮影
 
2021年5月下旬撮影  
6月
 
2022年6月上旬撮影  
7月
 
2017年7月下旬撮影   左の写真のトリミング
 
2021年7月下旬撮影   左の写真のトリミング
8月
 
2017年8月中旬撮影   左の写真のトリミング
 
2019年8月中旬撮影  
9月
 
2019年9月上旬撮影  
10月
 
2017年10月上旬撮影  
 
2018年10月下旬撮影  
11月
 
2016年11月中旬撮影   左の写真のトリミング
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