皿ヶ嶺の植物図鑑 コメガヤ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名  イネ科
学名 Melica nutans

日本全国の山地の比較的明るい林縁や林床に自生する、草丈40cm内外の多年草。
根茎が匍匐して伸び、直立して叢生する。茎の基部は紫褐色を帯び、花茎は断面円形で中空、稜があり稜上は下向きにざらつく。
葉は線形で長さ5?15p、脈が明瞭で基部近くに短毛がある。両面の脈状に上向きの刺状突起がありざらつく。葉鞘は4稜があり筒状で茎を包み、赤紫色に染まる。
花期は6〜7月。茎の頂に偏側性の穂のように、小穂を1列につけた枝を5〜10個ほど下垂してつける。小穂は長さ6〜8mm、白緑色で光沢があり、一部が赤紫色を帯びる。果実は楕円形、偏平で暗褐色。
名前の由来:小穂の形が稲米粒似ていることから。別名:スズメノコメは雀が食べる米の意味。
絶滅危惧種

6月
 
2017年6月上旬撮影   2017年6月上旬撮影
 
2014年6月中旬撮影   2014年6月中旬撮影
7月
 
2017年7月上旬撮影   左の写真のトリミング



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