皿ヶ嶺の植物図鑑 コハコベ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 ナデシコ科
学名 Stellaria media

春の七草のひとつ。人里周辺に生える柔らかい越年草。茎は下部からよく分枝し、地を這って上部は立ち上がり、高さ10〜20cmになる。茎は赤紫色を帯びることが多く、片側にだけ1列に並んだ軟毛がある。
葉は対生。深緑色で長さ1〜2cmの卵形で下部に少し毛があり、縁は全縁か時に波状。下部の葉には長柄があるが、上部の葉には柄がない。
花期は3〜9月。径6〜7mmの白色花をつけるが、5枚の花弁は基部まで深く裂けるため10枚に見える。雄蕊の数は3本を中心に2〜7本、雌蕊は3本の花柱がある。萼片は5枚で、花弁よりも長く、毛がある。
果実は刮ハで、長さ4〜5mmの卵形〜惰円形。種子は直径 1〜1.2mm のほぼ円盤形で、周囲になめらかな突起がある。
名前の由来:万葉集に「波久倍良(ハクベラ)」の名で登場し、これがハコベの語源と言われる。ハクベラ ⇒ ハコベラ ⇒ ハコベと変化してきたが、意味は不明である。
※ 酷似種のミドリハコベは、茎の色が緑色であること、雄蕊の数が8〜10本であるなどの相違点がある。

2月
 
2018年2月下旬撮影  
3月
 
2021年3月上旬撮影  
 
2022年3月中旬撮影   2024年3月中旬撮影
 
2019年3月下旬撮影   2021年3月下旬撮影
 
2022年3月下旬撮影   2022年3月下旬撮影
4月
2017年4月中旬撮影 2017年4月中旬撮影
右上写真のトリミング
5月
 
2017年5月上旬撮影   左の写真のトリミング
 
2017年5月上旬撮影  
 
2017年5月中旬撮影   2017年5月中旬撮影
 
右上写真のトリミング  
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