皿ヶ嶺の植物図鑑 ガガイモ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 ガガイモ科
学名 Metaplexis japonica

北海道〜九州の日当たりのよいやや乾いた原野などに自生する、つる性の多年草。長い地下茎で繁殖し、茎は長く伸びて他の植物の上に覆いかぶさる。茎は緑色で軟毛があり、切ると白い汁が出る。
葉は対生。葉身は長さ5〜10cmの長卵状心形で先は尖り、側脈が目立つ。やや厚くて少しつやがあり全縁で、裏面は緑白色を帯びる。
花期は8〜9月。葉腋から出る長い花柄の先に花序をつくり、径約1cmの淡紫色の花を咲かせる。花弁の先端は5裂して反り返り、内側には長い毛が密生する。中央の雌蕊は突出し、その根元に雄蕊5本が合着している。花には微かだが独特の臭いがある。
果実は紡錘形の長さ8〜10cmの袋果で、表面にはイボ状の不規則な突起がある。熟すと縦に割れて長い白毛をつけた種子が風に運ばれる。
名前の由来:ガガとは栃木の放言で亀。葉の形が亀甲に似て、実が芋の様だからという説。カガミは屈むと言う意味で、屈んだ所に太い茎、カガミイモがガガイモになった等、諸説ある。

6月
 
2018年6月下旬撮影   2021年6月下旬撮影
 
2022年6月下旬撮影  
7月
 
2021年7月上旬撮影  
 
2022年7月中旬撮影  
 
2020年7月下旬撮影   2021年7月下旬撮影
 
2022年7月下旬撮影  
8月
 
2019年8月上旬撮影   2020年8月上旬撮影
 
2020年8月上旬撮影  
 
2019年8月下旬撮影   2019年8月下旬撮影
 
2019年8月下旬撮影   2022年8月下旬撮影
 
2022年8月下旬撮影  
9月
2015年9月上旬撮影 2018年9月上旬撮影
 
右上写真のトリミング   2018年9月上旬撮影
 
2018年9月上旬撮影   2020年9月上旬撮影
10月
2016年10月上旬撮影 2016年10月上旬撮影
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