皿ヶ嶺の植物図鑑 フモトシダ シダ科名リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 コバノイシカグマ科
学名 Microlepia marginata

関東地方南部以西のやや乾いた林床、林縁などで普通に見られる。
常緑性シダ植物。根茎は太い針金状で横走し、赤褐色の毛が密生する。
葉は高さ50〜100cmに達するが、葉柄の長さはその半分くらいあり、わら色で全面に粗い毛が生えてざらつく。
葉身は長さ30〜60cm。単羽状複葉で葉質は厚めの草質。羽片は普通20対以下で深裂しない。羽片の表面の羽軸上と裏面全面に短い毛が生え、下部の羽片は最長となる。
葉が毛深いのが本種の特徴で、葉をさわってみるとふわふわする。
ソーラスは羽片の縁に寄ってつき、包膜はポケット状で長毛がある。
名前の由来:山麓、つまり山のふもとに生えるから、とのこと。

12月
2015年12月中旬撮影 左の写真のトリミング
 
2015年12月中旬撮影   左の写真のトリミング



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