皿ヶ嶺の植物図鑑 ヒナスミレ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 スミレ科
学名 Viola takedana

北海道南部〜九州の主に太平洋側の落葉樹林の、湿り気のある半日陰に生える多年草。日本海側には少ない。地上茎の無いスミレの仲間で、開花期の草丈は3〜8cm程である。
葉は三角状卵形でほぼ水平に広がり、波形の荒い鋸歯があって葉先が急に細くなり尖る。両面ともに粗い毛が多く、表面は暗緑色、裏面は紫色で稀に淡緑色もある。
花期は4〜5月上旬、花は葉の上に出て咲き、直径約2cmで淡紅紫色だが、白っぽいものや濃い色のものもある。中心部付近は白くなるのが基本。唇弁の基部1/3ほどまで赤紫の筋が入る。
名前の由来:小さくて可愛いという意味で「雛」が用いられた。なお、葉が斑入りのものは「フイリヒナスミレ」と呼びれる。

4月
 
2019年4月上旬撮影   2021年4月上旬撮影
 
2023年4月上旬撮影   2024年4月上旬撮影
 
2019年4月中旬撮影   2019年4月中旬撮影
 
2020年4月中旬撮影   2020年4月中旬撮影
 
2022年4月中旬撮影  
 
2017年4月下旬撮影   2017年4月下旬撮影
 
2017年4月下旬撮影   2017年4月下旬撮影
 
2020年4月下旬撮影  
5月
 
2017年5月上旬撮影   2017年5月上旬撮影
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