皿ヶ嶺の植物図鑑 ハマクサギ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 クマツヅラ科
学名 Premna japonica

近畿地方以西〜沖縄の海岸沿いの林縁などに生える、2〜10mになる落葉小高木。幹は根元から分岐し、若枝は褐色で多少毛があり、稜がある。葉柄の基部は落葉後に発達して葉枕状に盛り上がる。
葉は対生。葉柄は長さ0.5〜1.5cm、葉身は長さ5〜12cmの卵形または広卵形で、上半部に数対の粗い鋸歯がある。葉の質は薄く、側脈は3〜4対あって、葉の両面に突出し、両面とも脈上に硬い白毛がある。
また、葉をもむとクサギに似た臭気がする。
花期は5〜6月。茎の先端に長さ5〜15cmの円錐花序を出し、淡黄色の小花をまばらにつける。花冠は長さ8〜10mmの筒状で、先が4裂してやや唇状になる。上部の裂片1個は幅が広く、下側の3個は幅が狭い。
雄蕊は4本。雌蕊の柱頭は2裂する。いずれも花冠から突き出ない。
果実は径4mmほどの球形の核果で、黒紫色に熟す。
名前の由来:「浜臭木」の意で、浜に生え 葉を揉むと悪臭があることからの命名。

5月
 
2023年5月上旬撮影   2023年5月上旬撮影
 
2018年5月中旬撮影   2023年5月中旬撮影
 
2020年5月下旬撮影   2022年5月下旬撮影
6月
 
2018年6月上旬撮影   2021年6月上旬撮影
 
2021年6月上旬撮影   左の写真のトリミング
 
2022年6月上旬撮影   2023年6月上旬撮影
 
2023年6月上旬撮影  
 
2022年6月中旬撮影   2022年6月中旬撮影
 
右上写真のトリミング  
 
2021年6月下旬撮影   2021年6月下旬撮影
7月
 
2018年7月下旬撮影   2021年7月下旬撮影
 
2021年7月下旬撮影   2022年7月下旬撮影
 
右上写真のトリミング  
8月
 
2020年8月上旬撮影  
 
2017年8月中旬撮影   2017年8月中旬撮影
10月
 
2017年10月上旬撮影  
2016年10月下旬撮影 2016年10月下旬撮影
 
2020年10月下旬撮影  
11月
 
2018年11月上旬撮影   2018年11月上旬撮影
 
2016年11月中旬撮影   2016年11月中旬撮影
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