皿ヶ嶺の植物図鑑 ウラジロ シダ科名リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 ウラジロ科
学名 Gleichenia japonica

関東以南の暖帯の日当たりのよい、乾燥した丘陵斜面に生える大型多年生草本。地下茎は硬くよく拡がり、よく繁茂した場所では、葉は密に絡み合い、高さ2mを超える純群落になる。根茎は縁毛のある鱗片を密生し、葉を疎らに出す。葉柄は硬く、茶褐色で光沢がある。
葉身は葉柄の上端で左右の2羽片に分かれ、各羽片は皮針形、2回羽状に深裂する。左右両羽片の分岐点には鱗片に覆われた芽があり、毎年1回ずつこれが伸びて先端に左右の2羽片を生じる。このようにして年ごとに葉を延ばし、葉の段が積み上がって行く。
胞子期は7月。葉の裏面に3〜4個の大きな胞子嚢よりなる黄緑色のソーラス(胞子嚢群)を中央の脈にそって両側に一列につける。
※ 日本では、裏が白いことは心が白いという考え方をし、縁起を担いで、角松など新年の正月飾りに用いる習慣がある。
名前の由来:葉の裏面が粉を吹いている様に白いところから。

1月
 
2022年1月下旬撮影  
2月
 
2020年2月中旬  撮影地:塩ヶ森   2020年2月中旬  撮影地:塩ヶ森
 
2024年2月下旬撮影  
4月
 
2024年4月上旬撮影  
 
2022年4月中旬撮影  
5月
 
2023年5月中旬撮影   左の写真のトリミング
11月
 
2016年11月下旬撮影   2016年11月下旬撮影
12月
2015年12月下旬撮影 2015年12月下旬撮影
 
2015年12月下旬撮影   2015年12月下旬撮影
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