皿ヶ嶺の植物図鑑 イタチハギ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 マメ科 
学名 Amorpha fruticosa

根の土壌固定力が強く、本州中部以南で道路の法面の緑化や砂防用に植栽されている、樹高2〜5mの落葉低木。樹皮は灰褐色。北米原産。
 葉は互生。長さ10〜30cmの奇数羽状複葉。葉質は薄く、小葉の質は薄く、6〜12対で、葉身は長さ3〜3.5cmの長楕円形〜卵形で全縁。先端は鈍く尖り、基部は円形。表面は灰緑色で無毛だが、裏面は淡灰緑色で腺点があり葉脈上に毛がある。小葉葉軸と葉柄に短毛がある。
開花期は4〜7月。花は枝先に長さ6〜20cmの穂状花序を数個伸ばし、長さ約8mmの黒紫色の花を多数つける。花弁は濃紫色の旗弁のみで、下面に向かい筒状に巻いて雌・雄蕊を包む。翼弁と竜骨弁は退化している。雄蕊10個で花糸は紫色で橙色の葯が目立つ。
果実は長さ約1cmの豆果で、1種子を入れ、熟しても裂けない。表面には隆起した いぼ状の腺点がある。
名前の由来:花穂がイタチの尾に似ていることによる。
別名:クロバナエンジュは、葉が「エンジュ」に似ていて、花が遠目にはほとんど黒褐色にみえることからの命名。

5月
 
2015年5月中旬撮影   2016年5月中旬撮影
 
2017年5月中旬撮影   2017年5月中旬撮影
 
2018年5月中旬撮影  
 
2015年5月下旬撮影   2017年5月下旬撮影
 
2017年5月下旬撮影   2017年5月下旬撮影
 
2020年5月下旬撮影   2021年5月下旬撮影
6月
 
2014年6月上旬撮影   2014年6月上旬撮影
 
2016年6月上旬撮影   2016年6月上旬撮影
 
2017年6月上旬撮影   2018年6月上旬撮影
 
2021年6月上旬撮影   2022年6月上旬撮影
 
2016年6月中旬撮影   2016年6月中旬撮影
 
2018年6月中旬撮影   2018年6月中旬撮影
 
2014年6月下旬撮影  
7月
 
2017年7月中旬撮影   左の写真のトリミング
 
2018年7月中旬撮影  
 
2017年7月下旬撮影   左の写真のトリミング
8月
 
2014年8月上旬撮影  
 
2014年8月中旬撮影  
 
2023年8月下旬撮影  
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