皿ヶ嶺の植物図鑑 イヌタデ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 タデ科
学名 Persicaria longiseta

日本全土の道端や荒れ地などに普通に生える、草丈20〜50cmの1年草。茎はふつう赤みを帯び、下部は地を這い多く枝分かれしてやや斜めに立ち上がって叢生する。
葉は互生し、葉がつく茎の周囲には長さ約8mmの筒状の托葉梢があり、その縁に長い毛が生える。葉身は披針形で先は尖る。葉縁や裏側の葉脈上にも毛が生える。
花期は6〜10月と長い。茎の先端から長さ1〜5 cmの穂状花序を出し、紅紫色の小花を密につける。花弁はなく、萼は5つに深く裂けて花弁のように見える。雄蕊は8本、花柱は分岐して柱頭は3個ある。
果実はそう果で、黒く熟する。果実そのものは卵形で暗褐色だが、赤い萼をかぶっているために真っ赤な3稜形に見える。
名前の由来:料理に使うヤナギタデに対し、葉に辛味がなくて役に立たないという意味で「イヌタデ」。
別名:アカノマンマは、お椀に盛った赤い小さな花や果実を、赤飯に見立てたことから。

8月
 
2019年8月上旬撮影   2019年8月上旬撮影
 
2014年8月中旬撮影  
 
2019年8月下旬撮影  
9月
 
2014年9月上旬撮影   2016年9月上旬撮影
 
2020年9月上旬撮影   2023年9月上旬撮影
 
2023年9月上旬撮影  
 
2014年9月中旬撮影   2015年9月中旬撮影
 
2019年9月中旬撮影   2019年9月中旬撮影
 
2020年9月中旬撮影   2020年9月中旬撮影
 
2022年9月中旬撮影  
 
2013年9月下旬撮影   2013年9月下旬撮影
 
2014年9月下旬撮影   2016年9月下旬撮影
 
2017年9月下旬撮影   2018年9月下旬撮影
 
2020年9月下旬撮影   2023年9月下旬撮影
 
右上写真のトリミング  
10月
 
2020年10月上旬撮影  
 
2016年10月中旬撮影   2019年10月中旬撮影
11月
 
2019年11月上旬撮影   2019年11月上旬撮影
 
右上写真のトリミング   2019年11月上旬撮影
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