皿ヶ嶺の植物図鑑 アワブキ 科名一覧リスト 名前一覧リスト 図鑑TOP

科名 アワブキ科
学名 Meliosma myriantha

本州〜九州の山地の林内に生える、樹高10mほどになる落葉小高木。
樹皮は灰褐色で滑らかだが、小さな楕円形の褐色の皮目が点々とある。若い枝は細く、褐色の伏毛がある。
葉は単葉で互生。枝先に集まってつく。長楕円形で、縁には低い鋸歯があり、表面は無毛、裏面は淡緑色、脈が突出し褐色の毛がある。側脈は20〜27対。縁には浅い鋸歯があり、葉の先は短く尖る。
花期は6〜7月。枝先に複数の大きな円錐花序を出し、黄白色の小さな花を多数つける。花序には毛が密生する。花は直径約3mmで、芳香がある。花弁は5枚、外側の3枚は大きく広卵形、内側の2枚は小さく線形。萼片も5枚である。雄しべ5個のうち2個が葯をつける完全雄しべで、残りは退化して鱗片状の仮雄しべになっている。子房は淡緑色。
果実は直径4〜5oの球形の核果で10月頃に赤く熟し、後に黒くなる。
名前の由来:生木を燃やすと切り口から泡を出すことからきている。または白い花が、泡を吹いたように樹冠を覆うから、とも。

4月
 
2022年4月下旬撮影  
5月
 
2018年5月上旬撮影   2018年5月上旬撮影
 
2022年5月上旬撮影   左の写真のトリミング
 
2023年5月上旬撮影   左の写真のトリミング
 
2020年5月中旬撮影   2020年5月中旬撮影
 
2020年5月下旬撮影   2020年5月下旬撮影
 
2021年5月下旬撮影   2022年5月下旬撮影
6月
 
2014年6月中旬撮影   2021年6月中旬撮影
 
2021年6月中旬撮影   2022年6月中旬撮影
7月
 
2022年7月上旬撮影  
 
2023年7月中旬撮影   左の写真のトリミング
 
2021年7月下旬撮影   2021年7月下旬撮影
 
2023年7月下旬撮影   左の写真のトリミング
9月
 
2014年9月下旬撮影   2014年9月下旬撮影
10月
 
2015年10月中旬撮影  
page top



inserted by FC2 system